羽子板は、災厄や病気に遭わず無事に成長するようにという願いをこめて、生れて初めての正月を迎える女の子に初正月のお祝いとして贈られます。金襴緞子や友禅など布の中に綿を入れてふっくらとした質感を表現した、豪華な押絵羽子板(おしえはごいた)は、新年や初正月の喜びをいっそう華やかなものにします。 |
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破魔弓は、魔障を破り払う弓という意味で、江戸時代以来、男の子の初正月のお祝いとして贈られています。もとは宮中にあった正月十七日の弓を射る儀式が、一般の人々の間に遊戯として広まり、その的が「はま」と呼ばれたことから、「はま」を射る弓をはま弓というようになりました。「はま」に破魔の文字を当てたことから、男の子の初正月の縁起物になったと言われています。 |
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